【2016SFC修行 第1回-2】 おまけ - SINタッチの合間のJKTタッチ
SFC修行僧の間では、プレミアムポイントを効率よく稼ぐために、一泊三日でいくSINタッチというのがはやっています。
通常は、羽田/成田 - シンガポール間を単純往復するのではなく、前回説明した国際線使用時の国内乗り継ぎ運賃を適用して、那覇 - 羽田/成田 - シンガポール - 羽田/成田 - 那覇と旅程を組みます。この場合の那覇 - 羽田/成田往復が1万円で購入できるのです。
当然、沖縄在住なら上記のルートですが、関東在住だと別途羽田 - 那覇間の往復も購入して、羽田 - 那覇 - 羽田/成田 - シンガポール - 羽田/成田 - 那覇 - 羽田というルートを一泊三日でこなそうという、まさしく”修行”というにふさわしいルートです。
この場合、シンガポール滞在はほぼ丸一日くらいのことから、タッチしてすぐ帰ってくるということで、SINタッチと呼ばれています。
(その前の那覇往復は、OKAタッチですね。)
今回、中国国際航空(ビジネスクラス)を使用したSINタッチを敢行した訳ですが、シンガポールは以前観光したことがあったので、それとは違うところが良いと思い、SINタッチの間に、まだ訪問したことがなかったジャカルタ訪問を思いついたのでした。
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JET STARを使ったJKTタッチ
シンガポール(チャンギ空港:SIN)とジャカルタ(スカルノハッタ空港:JKT)間は、スターアライアンス加盟会社では、シンガポールエアラインが就航していますが、Expediaで調べたところ、エコノミーでも往復5万円以上もします。
チャンギ空港とスカルノハッタ空港では、区間基本マイルが550マイルですので、とてもではないですが、PP単価を考えると割りにあいません。
よって、後は便数と値段の兼ね合いから、この区間でのマイル、プレミアムポイントの獲得はあきらめ、LCC(ローコストキャリア)での往復を検討します。
ですので、ここから先は、SFCの修行日記というより、単なる旅行記としてお楽しみください。
マイルもつかないのに何やっているんだか。。。
(ANAとマイレージ提携をしている、ガルーダ・インドネシア航空やフィリピン航空も同区間は飛んでいますが、こちらはスターアライアンスに加盟していないので、ANAマイルは獲得できてもプラミアムポイントは獲得できません)
JET STAR公式サイトで予約
JET STARのフライト予約は、日本の公式サイトから日本語での予約が可能です。
シンガポール - ジャカルタ間の往復は、一番安いStarterの運賃で、169SGD(シンガポールドル)で、日本円にして、1万4千円弱でした。
ちなみに、JET STAR JAPANはカンタスとJALの共同出資で設立された会社なので、JET STAR JAPANなら、一番安いStarter以外だと25%JALマイルが加算されますが、
JET STARは別会社なので、JALマイルは加算されません。(いずれにせよ今回予約したのは、最安値のStarterなので、マイル加算はされません。)
日付 | 便名 | 出発空港 | 到着空港 | 出発時刻 | 到着時刻 |
---|---|---|---|---|---|
5/2 | 3K201 | シンガポールチャンギ空港 | インドネシアスカルノ・ハッタ空港 | 8:15 | 9:10 |
5/3 | 3K208 | インドネシアスカルノ・ハッタ空港 | シンガポールチャンギ空港 | 17:20 | 20:10 |
シンガポールとインドネシアの間には時差が1時間ありますので、フライト時間は、2時間程度です。
チャンギ空港での乗り換え
チャンギ空港へは、三日目のほぼ定刻の6:30ごろに到着しており、JET STARへの乗り換えは、1時間30分程度あります。
チャンギ空港のTransfer Lounge CにJET STARのカウンターがあったので、ジャカルタ行きのチケットの発券ができるか確認したところ、China Airとは提携がされていないらしく、発券できませんでした。
いったん、イミグレからシンガポールに入国して、JET STARのカウンターで発券後に再度出国手続きをする必要があります。ここまでで残り後1時間20分程度だったので、ちょっとあせります。
(写真の左のほうにJET STARのカウンターがあります。)
JET STARの自動チェックイン機
早朝であったのか、シンガポールの入国のイミグレは誰もおらず、その割にはゲートが複数開いていたので、すぐに入国することができました。
早速、JET STARの発券カウンターを探しますが、結構並んでいます。
ちょっと目を左にやると、自動チェックイン機らしきものがあったので、パスポートをかざしてみたら、ものの2分で発券できました。
無事発券を済ませ、ゲートに向かいます。出発の50分程度前にはゲートに到着できました。
初のジャカルタ上陸
JET STARの狭いシートに揺られること2時間。無事スカルノ・ハッタ空港に到着することができました。
早速、空港内のATMでクレジットカードのキャッシングをして、インドネシアルピア(IDR)を入手します。
高額紙幣である100,000IDR = 810円くらいなので、日本円に換算するとゼロをふたつ取るような感じですね。
物価は、500mlのコーラのペットボトルがコンビニで60,000IDRくらいだったので、1/2から1/3といったところでしょうか。
インドネシアでのビザ
2015年6月より、インドネシアでは観光目的の30日以内の訪問であれば、ビザは不要になりましたが、商用目的や特定の空港等でない場合はアライバルビザ35USDが必要になります。係員がしつこく、ビジネス目的ではないのかと聴いてきますので、"Sight Seeing"とはっきり答えましょう。
インドネシアの交通事情
インドネシアの公共交通は、ほとんど整備されていないので、移動はもっぱらタクシーにて行います。ただし、タクシーでメータを倒さない等のトラブルが多いので、地元民も愛用しているBULE BIRD GROUPのタクシーを使いましょう。比較的トラブルが少ないと言われています。タクシーで空港からホテル(ジャカルタの中心部)まで、約45分程度で到着しました。
ジャカルタ観光
今回は、SINタッチの合間のジャカルタ訪問なのですが、ジャカルタで一泊するものの、実質的には一日半程度しか時間がありません。
ですので代表的な二つの観光地に行ってきました。
コタ
オランダ統治時代の歴史的な建物が並ぶ旧市街です。
ファタヒラ広場を中心に、いくつかの建物やカフェ、博物館等があります。
3枚目以降は、有名なカフェ・バタビアですが、中の雰囲気は良いものの、食事の味はいたって普通。価格は観光地価格なので、日本とほとんどかわりません。
モナス
インドネシアの独立記念塔。
ジャカルタの街のど真ん中に広大な敷地を占有しています。
エレベーターで塔の上まで登れるのですが、人気の観光スポットなので、結構待ちます。訪問したのは平日の午前だったのですが、30分くらい待ちました。
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シンガポールへの帰還
三日目のジャカルタ観光も終了し、タクシーに乗って空港へ目指します。
ご存知のように、ジャカルタは世界一交通渋滞がひどいといわれている街なので、余裕を持って出発の3時間半前くらいにホテルから向かいました。
ところが、空港までの高速にのった瞬間に、全く動かなくなってしまいました。。。
つたない英語でタクシーのドライバーとコミュニケーションをとりますが、タクシーの運転手でもこれは通常ではないとのこと。
17:20分の便はあきらめて、次の便の購入が必至かと思っていたところ、渋滞から1時間半程度たったところで、事故渋滞であったらしく、なんとか動き始めました。日本と違い、ナビも高速の掲示板も無いので何がおこっているかわからないのが不安でしたが、無事出発の1時間前には空港に到着することができました。
帰りのJET STARは、いつものA320-200であったのに、ラッキーなことに非常口座席(13A)にあたり、写真のようにゆったりと帰ってこれました。
ちなみに帰りのチャンギ空港でもChina AirのTransport Loungeにて確認しましたが、JET STARとChina Airは提携していないので、一旦入国してから、China Airのカウンターで発券する必要があるとのことでした。では、どの航空会社ならTransport Loungeで発券できるか聞いたところ、シンガポール航空やノックエアと言っていたので、スターアライアンス系列なら入国することなく発券できるかもしれません。
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