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【SFC修行】 SFC修行を攻略 - 国際線編(スターアライアンス)

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SFC修行を攻略シリーズ3部作の最後、国際線編(スターアライアンス)について記載したいと思います。

過去の2部作はこちらからどうぞ。

anamilelife.hatenadiary.jp

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プレミアムポイントは、スターアライアンス加盟会社での搭乗でも獲得することができますので、今回はそのあたりを詳しく説明したいと思います。

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目次

ANAマイルが貯まる→プレミアムポイントが貯まるとは限らない

まず、一番最初に注意しなければならないのは、スターアライアンス加盟会社での搭乗は、プレミアムポイントが(原則)貯まりますが、ANAのマイルが貯まるからと言って、必ずしもプレミアムポイントは貯まりません。

スターアライアンス加盟航空会社はこちら。2016年10月現在28社。

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それに対して、スターアライアンスには加盟していないけど、ANAが個別にマイル提携している航空会社が以下の10社。

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「プレミアムポイントは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ運航便や、スター アライアンス加盟航空会社ご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。」とホームページに記載のとおり、ANAグループ運行便やスターアライアンス加盟航空会社搭乗分のみ加算されます。

これら10社に対しては、ANAマイルを貯める・使うということはできますが、スターアライアンスゴールド資格となるANAプレミアムメンバーへの加入に必要なポイントであるプレミアムポイントは付与されません。 ですので、ANAマイルが貯まる→必ずしもプレミアムポイントが獲得できるという訳ではない、あくまでもスターアライアンス加盟航空会社での搭乗が必要と覚えておきましょう。

ANA便にはあった1.5倍の路線倍率がありません

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ANA便あれば、アジア・オセアニア便なら路線倍率として、1.5倍されましたが、スターアライアンス加盟会社では、1倍です。ですのでどこを飛んでも同じですね。

搭乗ポイントは予約クラスに応じて

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ファースト、ビジネスとエコノミーの正規運賃である予約クラスYは、400ポイントが付与されます。 それ以外のエコノミーでも恐らく正規運賃と近い価格帯のものは400ポイントが付与されるようですね。このあたりはANAと同じですね。

マイル(プレミアムポイント)の積算率は会社によって異なります

スターアライアンス加盟会社は、28社もありますので、全部を検証すると大変ですので、皆さんも比較的使用されると思います、ユナイテッド航空、シンガポール航空、中国国際航空、タイ国際航空あたりを検証したいと思います。

ANAの場合

マイルの積算条件 | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

座席クラス 予約クラス 積算率
ファースト F、A 150%
ビジネス J 150%
ビジネス C、D、Z 150%
ビジネス P 70%
プレエコ G、E 100%
エコノミー Y、B、M 100%
エコノミー U、H、Q 70%
エコノミー V、W、S、T 50%
エコノミー L、K 30%

まずは、われらがANAの積算率から確認します。

ビジネスクラスは、150%から70%まで。変更可能な正規運賃である予約クラスJは150%ですが、旅作等やキャンペーンで格安になる予約クラスPだとANAの場合は70%の積算率になります。

2016年10月5日より、プレミアムエコノミーはカテゴリーが分けられましたね。以前と変わらず積算率100%。

エコノミーは運賃にあわせて100%から30%までの積算率ですね。

ちなみに、積算対象外とされているのは、「無償航空券」、「特典航空券」、「各種優待割引航空券」となっています。

今まで「無償航空券」、「各種優待割引航空券」なるものは見たことがありません。なので、ANAの場合はお金を使って購入した航空券は、ほぼマイルが加算(=プレミアムポイントも加算)されると思って良いと思います。

ユナイテッド航空の場合

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ユナイテッド航空〔UA〕 | 提携航空会社 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

座席クラス 予約クラス 積算率
ファースト F、A 150%
ビジネス J 150%
ビジネス C、D、Z 125%
ビジネス P 70%
エコノミー Y、B、M 100%
エコノミー U、H、Q、E 70%
エコノミー V、W、S、T 50%
エコノミー L、K、G、N 30%

ユナイテッド航空も、だいたいANAと同じような積算率の体系ですね。プレエコのカテゴリーはありませんが、恐らく100%だろうと思います。

シンガポール航空の場合

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シンガポール航空〔SQ〕 | 提携航空会社 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

座席クラス 予約クラス 積算率
ファースト F、A、R 150%
ビジネス C、D、J、Z、U 125%
エコノミー Y、S、B、T、P 100%
エコノミー H、M、W、E 70%
エコノミー L 50%

シンガポール航空になると、ANAやユナイテッド航空とちょっと変わってきます。よりシンプルになっていますね。

まず、ビジネスクラスが、ひとつの積算率125%しかありません。

また、エコノミーも、100%、70%、50%の3ランクで、一番安い割引運賃, 包括旅行運賃でも50%加算されます。

中国国際航空の場合

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中国国際航空(エアチャイナ)〔CA〕 | 提携航空会社 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

座席クラス 予約クラス 積算率
ファースト F、A、P 150%
ビジネス C、D、Z、J、R 125%
エコノミー G、Y、B 100%
エコノミー E、M、U 70%
エコノミー H、Q、V、W、S、T 50%
エコノミー L、K 30%

中国国際航空(エアチャイナ)の場合も、シンガポール航空と似ていますが、エコノミーの割引運賃は50%と30%の2ランクありますね。

タイ国際航空の場合

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タイ国際航空〔TG〕 | 提携航空会社 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

座席クラス 予約クラス 積算率
ファースト F、A、P 150%
ビジネス C、D、J、Z 125%
エコノミー Y、U、B 100%
エコノミー M、H、Q、T、K、S 70%
エコノミー 割引運賃, 包括旅行運賃 0%

タイ国際航空は、シンガポール航空と似ていますが、ひとつ気をつけなければならない点があります。 エコノミーの割引運賃うあ包括旅行運賃(いわゆるパック旅行)では、マイルの加算がありません。

ですので、タイ国際航空でエコノミーに搭乗する場合は、マイル加算がないこともあると覚えておきましょう。

どの航空会社も記載している予約クラス以外はマイル積算対象外との記載がありますが、ANAのホームページで確認した範囲では、タイ国際航空のほか、エアカナダ(国内線)、ニュージーランド航空あたりが明示的に積算しない予約クラスがありますと記載していますので、注意しましょう。

ANAコードシェア便でも注意が必要です

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※提携航空会社運航のコードシェア便をご利用の場合、ANA便名の予約クラスではなく運航会社の予約クラスに基づく積算率を適用します。そのため、積算率が異なる場合や積算されない場合があります。あらかじめご了承ください。

ANAのホームページにさらっと恐ろしいことが記載してあります。即ちコードシェア便の場合は、ANA便ではなく運行会社の予約クラスに基づいて積算されるとのこと。

具体的に、タイ国際航空運行のANAのコードシェア便を予約した場合に、格安運賃では本来30%加算されるはずのマイル・プレミアムポイントが加算されないなんてことになります。おそろしやぁ・・。

SFC修行で使用できるのか?

実際にこれらのスターアライアンス加盟航空会社を使って、SFC修行に適しているか検証してみましょう。 検証にあたっては、スカイスキャナーを使用して、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの各航空会社別で一番安い便について、獲得PPとPP単価を確認したいと思います。

日付はいつでも良いのですが、年末年始や連休だと高めになるので、11月の金、土、日くらいで確認してみます。

当然ですが、アジア・オセアニア路線ではANAの路線倍率1.5倍がありますので、ANA有利なのは当たり前ですので、 アジア・オセアニア路線で代表的なシンガポールと、それ以外の地域の例ということでロサンゼルスで検証したいと思います。

スカイスキャナーの使い方

https://www.skyscanner.jp/

まずは、航空券タブで行先と日付、座席種別を入力して検索します。

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その次にたくさん候補が出てきますが、直行便と乗継1回までで、スターアライアンスに限定して確認します。

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最安値はやはりエアチャイナですね。

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これ以上先の予約クラスについては、各社の予約サイトまで行かないと確認できないので、そこで予約クラスを確認します。

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この便だと予約クラスSですので、マイル積算率は50%ですね。 ただ、中国国際航空の場合は、直行便ではなく、北京乗継なので、区間基本マイルが変わってきますので、確認が面倒ですね。

なお、区間期間マイルについては、ANAのフライトマイル・プレミアムポイントシュミレーションの数値を採用します。

それでは、各座席クラスごとに確認したいと思います。

アジア・オセアニア路線では?

エコノミークラスの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - シンガポール 6,624 S,V 50% 0 4,968 62,040 12.48
シンガポール 羽田 - シンガポール 6,624 キャリアPEX 70% 0 4,634 59,180 12.77
中国国際 羽田 北京 シンガポール 8,166 S 50% 0 4,083 25,820 6.32
タイ 成田 バンコク シンガポール 7,534 キャリアPEX 70% 0 5,273 42,400 8.04

ユナイテッド航空は、東京→シンガポール便が2回以上乗継で45万円とかいう価格だったので除外しました。

こうやって計算してみると、私の想像とは異なる結果がでました。

中国国際航空が安いのはわかっていたのですが、エコノミーでも6.3円なんですね。 意外だったのは、予約クラスが下のエコノミーセーバーよりも、エコノミーフレックスのほうが圧倒的に安かったので、マイル積算率が50%もつくことでした。

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また、タイ国際航空は、上記に記載したとおり、キャリアPEXでないとマイルがつかないので、スカイスキャナーからタイ国際航空のホームページで検索すると42,400円なのですが、 これはスカイスキャナーとの提携料金みたいですね。

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ただ、フェアベーシス情報で、頭文字Wから始まっているので、恐らくマイルのつく予約クラスだと思いますが、心配ならANAに確認してください。

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ちなみに、タイ国際航空のホームページから同じ日付の便を確認すると、

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6万円台になっています。謎です。

ここでの教訓は、たとえキャリアPEXであろうと、一旦スカイスキャナーで調べてみることですね。特に、タイ国際航空。

ちなみにこの記事を執筆している2016/10/13にプミポン国王陛下が崩御されたので、タイ国際航空のホームページも灰色になっています。 タイは生まれて初めて海外旅行で訪問した国で、今でも大好きな国のひとつです。また、アジア有数の親日国です。こころより哀悼の意を表します。

プレミアムエコノミークラスでの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - シンガポール 6,624 E 100% 800 10,736 104,540 9.7
シンガポール 羽田 - シンガポール 6,624 プレエコ 100% 800 7,424 172,180 23.19

東京→シンガボール間のプレミアムエコノミーで検索したら、ANAとシンガポール航空しかありませんでした。 (中国国際航空もスカイスキャナーで表示されますが、公式サイトでは路線の設定が無いとメッセージがでます)

ここでは、ANAの圧勝ですね。単純往復でもPP単価10円を切っています。

ビジネスクラスでの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - シンガポール 6,624 Z 125% 800 13,220 234,540 17.74
シンガポール 羽田 - シンガポール 6,624 ビジネス 125% 800 9,080 232,180 25.57
中国国際 羽田 北京 シンガポール 8,166 R 125% 1600 11,808 85,100 7.2
タイ 成田 バンコク シンガポール 7,534 ビジネス 125% 1600 11,017 165,400 15.01

ビジネスクラスでは、ANAの路線倍率1.5倍があったとしてもPP単価は17円台ですね。 中国国際航空のビジネスクラスでのシンガポール往復は、2016年5月のGWに使用していたので、だいたい検討はついていましたが、やはり圧倒的ですね。 PP単価7円台はとても優秀だと思います。

2016年5月の修行記はこちらから。

anamilelife.hatenadiary.jp

ANAには旅作が

皆さん、ご存知ANAの海外パッケージツアー旅作。

知らないと言う方は、こちらの記事をどうぞ。

anamilelife.hatenadiary.jp

同じ日程で旅作で調べてみたら、エコノミークラスが104,600円、プレミアムエコノミークラスが118,700円、ビジネスクラスが513,800円。

この日程ではお安いものはありませんでした。残念。

ただ、旅作は需要によって大きく変動します。11月下旬ならビジネスクラスでも20万円ちょっとの日程もありました。

ANAには、国際線乗継運賃の適用が

詳しくは、こちらの記事で記載していますが、ANAの場合は国際線に搭乗する際に国内線の乗継が一区間5,000円で搭乗できるというメリットがあります。 ですので、いわゆるSINタッチでは通常、羽田→那覇→羽田/成田→シンガポール→羽田/成田→那覇→羽田という行程で、沖縄往復を前後につけて修行します(いわゆるOKAタッチ)。

PP単価 = 運賃合計(羽田・成田⇔海外の運賃 + 70,380)÷ PP(羽田・成田⇔海外の獲得PP + 9,656)

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この場合のPP計算式はこちらで計算できますので、最終的なPP単価は上記ANAの

  • エコノミークラス:(62,040 + 70,380) ÷ (4,968 + 9,656) = 8.93
  • プレミアムエコノミークラス:(104,540 + 70,380) ÷ (10,736 + 9,656) = 8.57
  • ビジネスクラス:(234,540 + 70,380) ÷ (13,220 + 9,656) = 13.32

となります。

PP単価は下がりますし、獲得できるPPも増えるのですが、前後に那覇往復をつけますので、余分に日程が必要になるというデメリットもあります。

アジア・オセアニア路線でのまとめ

PP単価だけで比較すれば、 (ANAはOKAタッチ込みで)

  • エコノミークラスは、中国国際航空(6.32)、タイ国際航空(8.04)、ANA(8.93)
  • プレミアムエコノミークラスは、ANA(8.57)
  • ビジネスクラスは、中国国際航空(7.2)

あたりが、PP単価10円を切っていますので修行に使えそうですね。ANA圧勝かと思っていたのですが、そうでもなかったですね。

エコノミークラスだとPP単価はさほど変わらないものの、ANAならSIN-OKAタッチで15,000ほどPPを獲得できるので、日程と体力(?)に余裕があればANAでしょう。 もし、日程があまりとれないなら、タイ国際航空あたりでも良いと思います。 中国国際航空も安いと言えば安いのですが、獲得できるPPもそれほど多くないのと、エコノミーだとちょっと色々な意味できついかもしれません。

ビジネスクラスなら、中国国際航空がとてもオススメです。 ただ、ANAのビジネスクラスについては旅作でたまに安いプランがでることがありますので、こまめにチェックしてみましょう。

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アメリカ路線では?

東京→ロサンゼルスで検証してみます。 別にロサンゼルスに特段こだわりがある訳じゃないのですが、なんとなく。

エコノミークラスの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - ロサンゼルス 10,916 Q 70% 0 7,660 146,480 19.12
ユナイテッド 成田 - ロサンゼルス 10,925(*) S 50% 0 5,462 117,120 21.44
シンガポール 成田 - ロサンゼルス 10,916 キャリアPEX 70% 0 7,660 154,120 20.12
中国国際 成田 北京 ロサンゼルス 15,112 S 50% 0 7,556 53,800 7.13

*:帰りは、ロサンゼルス→サンフランシスコ→成田

タイ国際航空は就航便が無かったので含めていません。

プレミアムエコノミークラスでの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - ロサンゼルス 10,916 E 100% 800 11,716 257,480 21.97
シンガポール 羽田 - シンガポール 10,916 プレエコ 100% 800 11,716 259,120 22.12

ユナイテッド航空も、タイ国際航空も、中国国際航空もプレエコは飛んでいません。 二社ともPP単価20円超だと、とてもじゃないがSFC修行では使い物になりませんね。

ビジネスクラスでの検証結果

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - ロサンゼルス 10,916 J 150% 800 17,174 611,480 35.60
ユナイテッド 成田 ホノルル ロサンゼルス 12,744 D,P 125%,75% 1,600 14,754 405,810 27.50
シンガポール 成田 - ロサンゼルス 10,916 ビジネス 125% 800 13,545 459,100 33.89
中国国際 成田 北京 ロサンゼルス 15,112 R 125% 1,600 20,490 256,860 12.54

ANA旅作での検証結果

旅作は、現地で2泊する必要があるため、11/18出発の11/21帰国になりますが、値段が違いました。

エコノミークラスで137,600円。こっちのほうがちょっと安いです。 ただし、マイルが片道1,637マイルしか貯まらないと表示されているので、積算率30%の予約クラスであることがわかります。 (旅作の場合は予約画面に予約クラスが表示されないので、表示されているマイルから逆算で予約クラスを確認します。)

ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

と言うわけで、プレムアムポイントも片道1,637ポイント獲得のフライトになります。

ですので、運賃自体は安くなったのですが、逆にPP単価は悪化しました。よってこの路線でのエコノニークラス旅作は検討対象外ですね。

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - ロサンゼルス 10,916 L or K 30% 0 3,274 137,600 42.03

ただし、プレミアムエコノミーだと196,800円。こっちもちょっと安くなっていますが、プレエコはいつでも積算率100%なので、

航空会社 出発地 経由地 到着地 区間基本マイル(往復) 予約クラス 積算率 搭乗ポイント 獲得PP(往復) 運賃 PP単価
ANA 羽田 - ロサンゼルス 10,916 E 100% 800 11,716 196,800 16.80

ちょっとPP単価が良くなりました。

ビジネスクラスの旅作は、1,039,000円だったので、まったくの検証対象外ですね。

ANAには、国際線乗継運賃の適用では、

  • エコノミークラス:(146,480 + 70,380) ÷ (7,660 + 9,656) = 12.52
  • プレミアムエコノミークラス:(196,800 + 70,380) ÷ (11,716 + 9,656) = 12.50
  • ビジネスクラス:(611,480 + 70,380) ÷ (17,174 + 9,656) = 25.41

って、アメリカ往復前後に沖縄往復する人がどれだけいるかは知りませんが・・・。

アメリカ路線でのまとめ

PP単価だけで比較すれば、 (ANAはOKAタッチ込みで)

  • エコノミークラスは、中国国際航空(7.13)

だけが10円を切っていることになりますので、どうしてもアメリカ路線で修行をするなら、中国国際航空は検討候補にあがります。 ただ、エコノミークラスでかつ北京経由なので、一旦逆方向に行って、北京→ロサンゼルスのロングフライトなので、修行というか試練というか。。。

さすがの中国国際航空もビジネスクラスは、PP単価12円台です。それならば、ANA海外旅作でプレエコ発券+OKAタッチで12円台のほうがサービス面では良いかもしれません。

特別な理由がない限り、修行僧はアジア・オセアニア方面が良いのだろうと思います。それか、本当の意味での修行の中国国際航空(エアチャイナ)エコノミークラス。 こんな路線を修行やっている修行僧は見たことはありませんが。。。

まとめ

  • 修行は無難に、アジア・オセアニア方面で。
  • ANAが基本でしょうが、PP単価だけなら、他のスターアライアンス(中国国際航空、タイ国際航空)あたりも検討に値します。
  • どこでも安い中国国際航空。なんでこんなに安いのだろう??でも、エコノミークラスは・・・。
  • スターアライアンスも使えない訳ではありませんが、中国国際航空のビジネスクラス以外は、敢えて使う理由は見つかりません。(出張時とかは別。)

スターアライアンスは、このほかにもアシアナ航空やエバー航空あたりも修行に使えそうです。 今回はPP単価を検証しませんでしたが、同じ日程の運賃なら、

全日空=シンガポール航空>=ユナイテッド航空>タイ国際航空=エバー航空>アシアナ航空>中国国際航空

という感じですので、今回タイ国際航空あたりでも結構使えそうなことがわかったので、他の航空会社も参考に調べてみても良いかもしれません。

ただ、ANA以外で確認するとしたら、やはり、中国国際航空のビジネスクラス、エコノミークラスをまず検証してみると良いと思います。

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