ANA プレミアムメンバー アップグレードポイント
今日は、プレミアムメンバー(ブロンズ会員以上)になったら、翌年もらえるアップグレードポイントについて、説明したいと思います。 私も晴れて、8月末でSFC修行を解脱した訳で、現在はプラチナ会員の事前サービス期間中です。 正式には、2017年4月からプラチナ会員になる訳ですが、その際にもらえるアップグレードポイントの使い方を考えてみたいと思います。
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目次
アップグレードポイントとは?
上記の画面は、8月末時点のプレミアムポイントのキャプチャ画面です。 私の場合は、第一回修行時に、中国国際航空を使用しましたので、5万プレミアムポイントを達成した時点でも、ANAグループ運行便では、38,918ポイントと4万ポイントに達していません。
プレミアムメンバー(ブロンズ会員以上)になると、その年のANAグループ運行便での獲得プレミアムポイントによって、翌年4月からアップグレードポイントなる別のプレゼントをもらえるようになります。 39,999ポイントまでは10ポイントですが、40,000ポイントを超すと20ポイントもらえますので、40,000ポイントにちょっと足りないという人は意識して獲得しましょう。 また、アップグレードポイントの有効期限は、4月から翌年3月末まで有効で、持ち越すことができません。
なお、スーパーフライヤーズカードに入会すると、一律4ポイントもらえますので、合計24ポイント獲得できます。 ただし、SFCはクレジットカードを維持している限り、会員資格を継続できますが、アップグレードポイントはあくまでプレミアムメンバー向けのサービスなので、 最低でもブロンズ会員(年間30,000プレムアムポイント以上獲得)を維持しないと獲得することができません。
では、アップグレードポイントでどのようなサービスを受けられるのか、その価値を検証してみます。
座席クラスのアップグレード
使い道 その1 国内線アップグレード
国内線なら、4アップグレードポイントでプレムアムクラスへのアップグレードが可能です。 24ポイントなら、6回アップグレードできますね。
利用方法としては、当日空港にて搭乗時に空席があった場合のみ使用可能ということです。事前予約は不可。 当日アップグレードは、一回9,000円なので、全て国内線のプレミアムクラスへのアップグレードで使用すれば54,000円(1アップグレードポイントあたり2,250円)の価値があることになります。
ただ、当日アップグレードだけに適用ということで、ちょっと使いづらいですね。
使い道 その2 国際線アップグレード
国際線なら、旅行する方面や座席のクラスによって結構違いがありますね。 このアップグレードもマイルの特典によるアップグレードと同じなので、包括旅行運賃等元々の運賃によってはアップグレードできないものもあります。
(プラチナデスクに電話で確認したところ、エコノミークラスの場合は、日本発の場合は予約クラスU以上、海外発の場合はH以上がアップグレード対象とのことでした。)
ちなみに、片道8アップグレードポイント、往復で16アップグレードポイント必要なシンガポール便で、10月の運賃は、エコノミー(変更可能)なら往復16万程度に対し、ビジネスクラスは26万円程度なので、 16アップグレードポイントで10万円の価値がある?と言えます。
この場合は1アップグレードポイント6,250円の価値があると言えそうですが、ビジネスクラスを狙うなら海外旅作でそのまま予約しても、シンガポールなら17万ちょっとであったりしますので、 なんだかあんまりメリットがなさそうです。。。
海外旅作でエコノミー運賃なら、恐らくアップグレード対象の予約クラスにならないので、プレミアムエコノミーで検証してみます。 例えば、シンガポールの10月14日発、17日帰着なら、プレミアムエコノミーで104,400円。ビジネスクラスなら、184,800円と8万円の差があります。 これなら、16アップグレードポイントで、8万円の価値があるので、1アップグレードあたり5,000円の価値があると思います。
そこで、折角ですので、ファーストクラスへのアップグレードを検証したいと思います。 ファーストクラスもアメリカやヨーロッパ路線で狙いたいと思いますが、この場合、片道のアップグレードに20ポイント必要になります。 ANAグループ運行便で、年間80,000プレミアムポイントを獲得すれば40アップグレードポイント獲得できますが、普通にSFCを解脱していたら、せいぜい20ポイントなので、往復分はちょっと無理ですね。
(プラチナデスクに電話で確認したところ、ビジネスクラスの場合は、予約クラスP以外がアップグレード対象とのことでした。海外旅作の安いビジネスクラスは対象外の可能性が高いですね。)
とは言ってもファーストクラスの特典航空券に空きがなければ使えないと思い、さきほど公式Webで国際線(ニューヨーク便)の特典航空券の空き状況を確認していたら、 さすがプラチナ会員。ファーストクラスでも1名なら結構まだまだ空きがあります。
ちなみに、2017年6月29日(木)発、7月2日(日)着のビジネスクラスでのニューヨーク往復の海外旅作での旅行代金は、934,400円! (フライトマイルが8,421マイル獲得と表示されていますので、予約クラスPではなさそうです。アップグレード対象運賃。)
2017年2017年6月29日(木)発、7月2日(日)着のファーストクラスでのニューヨーク往復の航空券運賃は、2,017,310円!!!
その差、2,017,310 - 934,400 = 1,082,910円
20アップグレードポイントの価値は、片道しかアップグレードできないので、1,082,910 ÷ 2 = 541,455円(1アップグレードポイントあたり27,073円。)
???
これだけで、SFCの修行代がほぼカバーできてしまいます。
とは言っても、これはアップグレードポイントだけの話ではなく、マイルで特典航空券を予約しようとすると、エコノミークラスよりビジネスクラス、それよりもファーストクラスのほうがマイル価値があがります。 このファーストクラスの往復は150,000マイルと8,810円で取れますので、1マイルの価値は、(2,017,310 - 8,810) ÷ 150,000 = 13.39円と、 通常国内線等で言われているマイルの価値の1.5~2.0円くらいの価値の差と考えると10倍とまではいかなくとも、8倍程度の価値はでてくることになります。
ファーストクラスはおいといても、航空券のアップグレードに使用する場合は、国内線なら1アップグレードポイントあたり、少なくとも2,250円程度、国際線なら1アップグレードあたり5,000円程度の価値があると言えそうです。
ラウンジのご利用
国内線ラウンジ
プラチナ会員なら同行者1名までは無料ですが、2~4人目までは一人当たり2アップグレードポイントでANA LOUNGEに入室できます。
ANA LOUNGEは、羽田空港だけANA MY CHOICEで1回3,100円で利用できますので、この場合は、1アップグレード1,500円の価値ですね。 でも、国内線のラウンジに1回3,100円の価値は見出せないなぁ。
国際線ラウンジ
プラチナ会員なら同行者1名までは無料ですが、2~4人目までは一人当たり3アップグレードポイントでANA LOUNGEに入室できます。 国際線のANA LOUNGEは有料利用はないと思いますので、この場合の価値はちょっと良くわかりませんね。
ただ、もし国内線のアップグレードで1ポイント2,250円の価値があるものを3ポイント使用するとなると、6,750円相当でANA LOUNGEに入室することになりますが、 それならば、もうひとつ上のクラスのANA SUITE LOUNGEの利用券をヤフオク等で落札(相場6,000円から7,000円くらい)なので、そっちのほうが価値がありそうですね。
というか、私も利用したことがないので、一度は使ってみたいです、憧れのANA SUITE LOUNGE。
と言うわけで、ラウンジの利用にはちょっともったいないかなぁと思います。
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ANA Skyコインへの交換
こちらは最後の手段ですかね。ANA Skyコインへの交換。1ポイントを1,000コインに変換なので、1アップグレードポイントあたり1,000円の価値ですね。 ただ、アップグレードポイントは、1年間しか有効でないので、もし使えなかった場合は、さらに1年間有効期限が延ばせるというのがメリットですね。
まとめ
プレムアムポイントは、ANAグループ運行便40,000ポイントを意識して獲得しましょう。
このためもあって、旅割75の三角フライトを飛んできました。
アップグレードポイントの使い道は、やっぱりその名のとおり、座席クラスのアップグレードに活用するのがよさそうですね。 狙い目は、海外旅作でプレエコを安く予約して、それをアップグレードポイントを使ってビジネスクラスにアップグレードですね。 そして残ったポイントは、国内のプレミアムクラスへのアップグレードでしょうか。
でもこんなに来年飛んでるとJGC修行の日程が確保できなくなるなぁ。。。
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